Windows Vistaの時代に中国から取り寄せたHantek製のDDS任意波形発振器です。

コントロールはPCから行うためしばらくの間Windows7のPCで使っていました。たまたまHantekのページを見に行った時Windows10、11対応のドライバがアップされていたので、Windows11で使ってみました。Hantekのドライバ、ソフトウェア、マニュアルをダウンロードできる場所はこちらです。

PCの操作画面です。

サイン波をはじめ、ランプ、Trapeia(台形)、矩形波および任意波形の発生ができるようです。そのほかガウシャン、ホワイトノイズ並びにAM/FM波形を発生できるようですね。位相、DCオフセット、振幅調整ができます。振幅は最大2Vp-pで発生周波数は25MHzまで(サイン波を除く)になっています。サイン波は最大75MHzまで設定できます。
また周波数カウンタ機能を装備しています。カウンタ動作を確認してみました。


左は10.000MHz、0dBmの信号を入力した時のカウンタ測定値です。右は50.000MHz、+10dBmの信号を入力した時の物です。50MHzになると信号レベルを上げないとカウントしませんでした。

上図は70.000MHz、+14dBmを入力した時の測定結果です。周波数が上がるにつれてカウンターの感度が落ちています。
続いて出力波形の様子です。各波形はすべて1Vp-p出力の設定です。


1MHz(左図)では1Vp-p近くの出力が出ていますが、10MHz(右図)では若干出力低下(-1.6dB)が見られます。サイン波は75MHzまで出力できるので更にしゅうはすうを上げ、50MHzと70MHzを観測してみました。


50MHzを超えると波形に歪が見られます。50MHzでは出力が256mVp-p(-11.8dB)、70MHzでは225mVp-p(-13dB)まで低下しています。
続いてランプ波形です。


1MHzのランプ波形はきれいに見えますが、10MHzのランプ波形は高周波成分が十分出力されていません。ランプ波形、矩形波形は多くの高調波成分から成り立っており基本周波数が高くなるとそれなりに波形が丸くなってきます。


1MHzと10MHzの矩形波です。ランプ波形同様に10MHzでは高調波成分が不十分となっています。
変わったところで、Trapezia(台形)波形の出力があります。


立ち上がり/立下り時間比率とハイレベル時間比率を指定して波形を出力させます。
AM/FM変調波出力設定がありますが、設定方法がよく分かりません。AM変調波らしい波形はオシロスコープで確認できるのですが、搬送波が完全に矩形波で生成されておりスペクトラムが広帯域に広がってしまっています。
任意波形の出力もできるようですが設定方法がわずらわしいが、その必要性もないので使ったことがありません。

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