送信ミキサ検討 - RMS-11X -

送信用ミキサに採用をしようと考えているミニサーキット製のRMS-11Xについて特性を評価しました。

このミキサ(パッシブDBM)はRF/LO帯域が5-1900MHzで1200MHzのトランスバーターに使用できます。まともに購入するとそこそこ値が張るのですが、中華サイトで基板実装されたものが安価に入手できます。

左が中華サイトで購入できるもので、右の写真は今回の実験に用いる中華基板から取外し実験用基板に組み込んだシールド付きミキサです。

今回の実験で注目する点はミキサそのものの変換損失と、スプリアス特性です。スプリアスとして特に気にするのは帯域内スプリアスとなる、ローカル信号860MHzの二倍の高調波(1720MHz)とIF信号435MHzとが生成する1285MHzの信号です。

この場合希望信号の1295MHzに対して10MHz低い1285MHzに帯域内スプリアスとして発生してしまいます。これは送信用BPFでは除去することができません。

ノーマルミキサ(中華製ボード)とシールド処理したミキサで変換特性とスプリアス特性を比較してみました。

変換特性はほとんど変わりないのですがスプリアス特性はシールド処理したものが5dBほど改善されています。

変換特性はIF信号が0dBmくらいまでリニアに動作していますが、スプリアスを見ると-5dBmが限界の様です。

この結果からスプリアス特性については、これまで気にしていた局発信号の高調波成分だけではなくミキサ依存の問題があるように思われます。

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