2009年9月27日

春日無線 6R-4S + Signamax 動作確認

6R-4SとSignamaxを接続して動作確認をしてみました。
6R-4S_Signamax.jpg

高周波増幅部を持たない6R-4Sでは、プリセレクタの効果を実感できました。
感度が確実にアップします。
Signamaxにはゲイン調整つまみが付いていますが、LowBANDではMax.では発振します。
発振すれすれが高感度を得られている感じです。

ついでに同時期に販売されていた9R-4シリーズを並べて記念撮影!!

6R_9R_lineup.jpg
壮観です。

通信型受信機をオークションで探す

2009年4月19日

1938年製 HOWARD社製 通信型受信機 Model 430

1938年製、今から70年以上前、昭和で言えば昭和13年の受信機です。
戦前のUSAの通信型受信機です。
HOWARD_Front.jpg

リアに貼り付けられているタグです。
HOWARD_Plate.jpg
6球構成であることがわかります。
5W4,6K8,6C4,6K7,6Q7G、41の構成です。
シリアルナンバーがちょうど2500です。

こちらはスケールです。
HOWARD_Scale.jpg
AM帯からなんと43MHzまでフルカバーしています。
今から70年も前に40MHzの受信ができるような物があったことに驚きです。
当時の日本では信じられません。
また、バンドスケールならびにスプレッドスケールまで搭載されています。
HOWARD_Band_Scale.jpg
HOWARD_Spread_Scale.jpg
このバンドスプレッドが非常に良く動作します。驚きです。

内部の様子です
HOWARD_Inside.jpg
MT管は無く、GT管、ST管、メタル管で構成されています。
こちらが本機の底面に貼り付けられている回路図です。
HOWARD_Sch.jpg

そこを良く見ると年月が記載されています。
HOWARD_Draw.jpg

動作チェックをしてみました。
70年経った今でもしっかりと4Bandとも受信しました。
これには驚きです。
TRIOの受信機をいくつかいじりましたが....こんなに簡単に今でも動作することは驚きです。
HallicraftersのSkyChiefも同じなのですが、当時の技術力の違いを感じます。
戦前の受信機が今でも実用できるということに驚きを隠せません。

オークション出品中の通信型受信機

2009年2月22日

KENWOOD ワイドバンドレシーバー

KENWOODが販売していた、広帯域受信機、『RZ-1』です。
RZ1_Front.jpg

1DINサイズで作られており、車載も考慮された設計です。

Spec.は、
 受信周波数範囲:500kHz~905MHz
 電波形式:AM,FM(N&W)、TV(NTSC) 等です。
RZ1_Spec.jpg

リアパネルの様子。
RZ1_rear.jpg

内部の様子。
RZ1_inside.jpg

オールバンドですが、次のバンドがプリセットされています。
1. AM放送帯   504-1629kHz
2. FM放送帯   76.1-89.9MHz
3. TV放送帯   1-62ch(アナログ放送)
4. エアバンド   118-135.99MHz
5. アマチュア   144-145.99MHz
6. マリンバンド  156-161.995MHz
7. アマチュア   430-439.99MHz
8. パーソナル   903-905MHz
もちろんこのバンド以外の周波数、短波放送、業務無線等を受信できます。

各バンド、短波での表示です。
AM.jpg RZ1_SW.jpg AIR.jpg FM.jpg

TVの映像出力端子(VIDEO、STEREO AUDIO)端子を装備しています。
TV_out.jpg

モニタを接続して映像、音声が出力されるのを確認しました。
ショートワイヤーでの受信でしたので、映像が乱れています。
RZ1_TV.jpg

JR-60と並べて短波帯を聞いてみました。
個人的にはJR-60のような昔のダイヤル式のほうがSWLの醍醐味を感じます。
RZ-1はオールバンドが売りなので、若干感度が低い感じです。短波帯はJR-60のほうが高感度でした。

ワイドバンドレシーバーをオークションで探す

2008年12月23日

Hallicrafters 1936年製 通信型受信機 S14 Sky Chief その2

Hallicraftersの受信機、S14 Sky Chiefを引っ張り出し、動作させようと試みました。
フロントの状態です。
SKY-CHIEF2_1.jpg

内部の状態を確認しました。
SKY-CHIEF2_Inside.jpg
ST管6本、IFT、電源トランスがコンパクトにまとめられています。

チューニングダイアルのベルトが切断していました。
SKY-CHIEF2_Wheel.jpg

破断していたゴムベルトです。
SKY-CHIEF2_Ring.jpg
パッキンに使用するOリングに似たものでした。
長さを測ったら26cmありましたので、1inchのゴムベルトだと思います。

火を入れて動作をさせてみました。
フロントパネルの照明と、マジックアイが点灯いたしました。
SKY-CHIEF2_Dial.jpg
このダイアルはHallicraftersの特長でもあります。
とても70年以上前の製品であることを想像できない、しっかりとしたつくりです。ギアをうまく使ったバーニアダイアルになっています。
前述したように、ベルトが切れていますので、内部ホイールを直接指でまわして受信してみました。
Band1でAM中波放送、NHK、FEN等しっかりと受信できました。
またBand2で日本短波もしっかりと。
最近TRIOの受信機をいくつか受信チェックしましたが、一番製造が古いこのS14が一番良い音で受信しているように感じます。
ザワザワ間が無く、放送を長時間聞いていても疲れない感じです。
この時代の受信機にしては珍しく(?)トーンコントロールがついているということにも、音質に対するこだわりを感じます。

リアパネルの状態です。
SKY-CHIEF2_Rear.jpg
スピーカーが内蔵されていますので、アンテナ端子のみです。

オークション出品中の通信型受信機

2008年12月 5日

Hallicrafters 1936年製 通信型受信機 S14 Sky Chief

1936年からHallicraftersで製造されたモデル、S14 Sky Chiefです。
構成はマジックアイを含め7球で、高一中一のスーパーヘテロダイン方式です。
SKY-CHIEF_1.jpg

3バンドを受信でき、
Band1:540-1700kc
Band2:1.68-5.45Mc
Band3:5.3-18Mc
となっています。
BFO内蔵ですが、モードはAM/CWとなっています。当時SSBが無かったのでしょうね。

周波数ダイヤルが特徴的です。
SKY-CHIEF_5.jpg

内部の状態です。
ST管が所狭しと配置されています。
SKY-CHIEF_6.jpg

RF増幅:6D6
周波数変換:6A7
IF/BFO:6F7
DET/AF:75
AF PO:6B5
マジックアイ:6G5
整流(全波):80

春日無線が通信型受信機を作る20年も前の製品です。
見るからに完成度が高そうです。
当時の日本はUSAに比べて技術的に20年のハンディーがあったということでしょうか。