2009年9月20日

春日無線 通信型受信機9R-4シリーズ 勢揃い




9R-4シリーズ4種類のレストアが完了しました。
手放す前に4台まとめての記念撮影(?)を行いました。
サムネイルで表示しますが、今回は大き目のサイズでアップロードしています。
9R-4series_All.jpg
それぞれの筐体の色の違い、つまみ、スイッチの違いがわかると思います。

9R-4_9R-4J.jpg 9R-42_9R-42J.jpg

左の二台が、オールバンド通信型受信機の9R-4シリーズです。
9R-4と9R-4Jの表面上の違いは、9R-4JでBFOピッチ調整の追加と、トグルスイッチがスライドスイッチに変更された点です。

右の二台はアマチュアバンドを意識した設計になっており、各バンドのチューニングメモリがアマチュアバンド(3.5Mc、7Mc、14Mc)で始まるようになっています。
このため1.6Mc~3.5Mcが欠落しています。

次に紹介する機種は? 6R-4しかないかな!?

2009年9月 6日

春日無線(TRIO)、9R-42 通信型受信機 Restore最終

9R-42のレストア最終回です。
RF/IF段の動作チェックならびに再調整です。

本機にはRuby Conというオイルコンが多用されており、すべて交換かなと思っていたのですが、比較的状態がよく、容量チェックしてもOKな物が多く、RF/IF段は交換いたしませんでした。
AVC用のコンデンサ(0.1μF)だけは外観がおかしくなっていたので交換しました。

部品交換も終わり、再調整へと移行しました。
まずはIF段、IFTの調整を行いました。
ミキサー段(6BE6)のグリッドに1kHz、80%変調の455kHzの信号を入力し、検波段(6AV6、オリジナルは6SQ7)のグリッドに接続したオシロスコープ波形、FFTスペクトラムで出力を確認しながら三段のIFTの調整を終えました。

調整の様子です。
9R-42_Tuning_RS.jpg


使った計測器は、変調機能の付いたDDS発振器、DDS-3X25と、FFT機能の付いた200MHzオシロスコープ、DSO-5200です。
ともにパソコンをホストとして使用し、USB接続で使用できる便利な機器です。
両方とも中国、青島にあるHantek社製のものです。
9R-42_TestEquipment_RS.jpg 9R-42_TestEquipment_Disp_RS.jpg


PCベースのオシロスコープ

IF段の調整が完了し、各バンドの周波数トラッキング調整と感度調整を行いました。
使った測定器は同じです。
アンテナ端子にAM変調を行った信号を接続して、IF出力をオシロで監視し、低周波出力をスピーカーの音で確認して行いました。

調整が一通り終わり、ケースにしまう前に内部の様子を記録しました。
9R-42_Last_Bottom_RF_RS.jpg 9R-42_Last_Bottom_AF_RS.jpg

左がRF/IF段の様子、右が検波/AF/整流部の様子です。

9R-42_Last_Bottom_Trans_RS.jpg 9R-42_Last_Insode_.jpg

左がBFO発振部、電源部と追加した低周波トランスです。右はリアからのシャーシ上部の様子です。

シャーシをケースに収めようとしたら....何か変! 収まらない!!
リアに追加したスピーカー端子が外部ケースに当って収まらない!
うっかりしていました。スピーカー端子を縦に配置しなおしました。
9R-42_Last_Rear.jpg

外部ケースの清掃と、つまみの清掃を行って完了です。
9R-42_Last_Front.jpg

これで4種類の9R-4シリーズがすべて動作、レストア完了です。
10MHz帯の中国の放送を聞くのが私の楽しみです。

2009年8月29日

春日無線(TRIO)、9R-42 通信型受信機 Restore4

週末になったので、昨日届いた低周波トランスを装着することにしました。
9R-42の内部配線をチェックしていたら、おかしなことに気が付きました。
各部プレートに供給されるDC280Vラインが、フロントパネルのヘッドホン端子に接続されています。
ヘッドホンが挿されて初めて動作するようになっています。
つまり、前オーナーはヘッドホンでしか使用していなかったようです。

ここで現オーナーが、『シャーシを触るとしびれる』と言っていた一言が思い起こされました。
ヘッドホン端子のグランド側がシャー時に落ちないように多少の絶縁材(薄い紙)が挿入されていましたが、絶縁不良でリークしていたようです。
ヘッドホンの接続をオリジナルに戻し、AFアンプ(6F6)のグリッド側に配置しました。

配線を直し、AFトランスの装着をしました。
9R-42_AFT.jpg
シャーシに4.5mmの穴を開けて、シャーシ内部に装着しました。

また、スピーカー端子が必要なのでリアパネルに端子を装着しました。
9R-42_SP_terminal.jpg

今回、いくつかの配線の引きなおしと低周波段のコンデンサの交換を行いました。

そして電源を入れてみました。
各真空管のフィラメントとパイロットランプの点燈、Sメータが振れ外付けしたSPからノイズが....
動作を始めました。
各バンドそれなりに受信できています。<BR>
RF、IF段のチェック、再調整を行う予定です。

オークション出品中の通信型受信機

2009年8月28日

春日無線(TRIO)、9R-42 通信型受信機 Restore3

先日ノグチトランスに注文したAFトランスが本日届きました。
明日は週末なので、トランスとスピーカー端子の装着を行い、動作チェックを行う予定です。
本日は、内部清掃と真空管チェックを行いました。
9R-42_First_Insode3_RS.jpg
各種トランス、真空管を洗いました。

そして装着されている真空管の性能チェックを行いました。
使った真空管テスターは、TE-15です。
真空管テスター

9R-42_tube_check.jpg
オリジナルと二点違っていました。
1.AFアンプの球がオリジナルの6V6から6F6に変更されていました。
 若干エミ減気味
2.検波の球が、6SQ7からMT管の6AV6に変更されていました。

他の球はオリジナルで、エミ減が確認できませんでした。

明日から本格的なレストア開始です。

2009年8月27日

春日無線(TRIO)、9R-42 通信型受信機 Restore2

電源が入らないのは、リアパネルのコネクタが挿されないと電源が入らない配線になっている。
さらにAF段にプレート電圧を供給する役割も担っている低周波トランスが装着されていないので、動作しない。

この二点に問題があることが判明した9R-42です。
とは言うものの、これがオリジナルだと思います。
しかしこれだと使うのに苦労しますので、オリジナルに低周波トランスを装着することとしました。

とは言うものの、この低周波トランスの入手は現在では難しく、今回もノグチトランスにお世話になります。

昨晩ネットで注文入れたのですが、明日宅配便で入手できるとの連絡が来ました。
週末にトランスの装着と、スピーカー端子の装着をする予定です。
レストアの様子は、追って報告いたします。

アウトプットトランス

2009年8月25日

春日無線(TRIO)、9R-42 通信型受信機 Restore1

先日、電源が入らないとレポートしました。
内部を開けて理解できました。

アクセサリコネクタ(リアパネル)にコネクタを挿して通電するように配線されていました。
また、低周波トランスは実装されていません。
レストアをするにあたり、トランスを入手する必要があります。

9R-42_First_Bottom_RS.jpg
きれいな配線です。
時代が古いのか、オイルコンが多用されています。
ほとんどが不良ではないかと思います。

オークション出品中の通信型受信機

2009年8月23日

春日無線(TRIO)、9R-42 通信型受信機

9球の高一中二構成の、通信型受信機です。
9R-42はアマチュア無線専用ではなく、AM帯~30Mcをフルカバーしています。
9R-42はアマチュア無線用を意識して設計された受信機で、3.5Mc、7Mc、14Mcが各バンドダイヤルのトップに来るようになっています。
1.6-3.5Mc帯が受信できません。

9R-4との違いは外観からはわかりません。
ケースの色が異なります。

9R-42_First_Front_RS.jpg

上部の蓋を開けて観察した内部の様子です。

9R-42_First_Insode_RS.jpg

コンセントを挿して電源ON! まったく動作しません。
ヒーターも点灯しないので、電源の一次側から電源トランスにかけて問題がありそうですね。
週末に少しずつレストアを開始します。

オークション出品中の通信型受信機

2009年7月20日

春日無線(TRIO)、9R-4J 通信型受信機 レストア2

9R-4Jのレストア第二段です。
前回、AFトランスとコンデンサ類の交換を行って、全バンド受信できるようになったので、周波数、感度調整を行いました。

調整の前に、真空管のチェックを真空管チェッカー、TE-15で行いました。
すべての球がOKでした。
オリジナルの6BD6はすべて(三本)High-gm管の6BA6に交換されていました。
gmが約二倍の球です。

再調整の様子です。
9R-4J_Restore_600.jpg
調整にDDSオシレータを使用しました。
DDSはキットでいくつか販売されていますが、このDDSユニットはPCをコントローラとして、振幅、周波数の調節はもとより、AM/FM変調もかける事ができ、受信機の調整に重宝します。

DDS-3X25.jpg9R-4J_DDS_Window.jpg

このDDSもオークションで手に入れました。
信号発生器
中国のHantek社製のDDS-3X25という機種で、レストアに重宝しています。
周波数、感度ともにずれており、再調整で各バンド良好に受信できるようになりました。
ハイバンドはやはり感度が落ちるのですが、しょうがないですね。

レストアの終了した本機の内部の様子です。
9R-4J_Restore_Inside_600.jpg

2009年7月19日

春日無線(TRIO)、9R-4J 通信型受信機 レストア1

9R-4Jのレストアを開始しました。
初期症状として、AF出力が出ない!

チェックすると、
1.AF増幅管、6AR5のプレート電圧が零に近い。
2.チュ-ニングダイアルを廻すと、Sメータが動く。

RF,IFは何らかの動作をしているようですが、AF段が死んでいる。
調べていくと、AFトランスが断線していて、6AR5にプレート電圧を供給していませんでした。
9R-4J_AF_Trans1_600.jpg
前オーナーが取り付けたトランスですが....
まともに動いていたとは思えません。
というのも、スピーカー出力側の端子を増設しているのですが、ターミナルの絶縁処理を間違っており、出力がすべてシャーシに落ちていました。
電源トランスの一次側を見ると、117Vに接続されていましたので、USAもしくはカナダの人が前オーナーかと思います。

AFトランスはノグチトランスにネットで注文しました。
最近では入手が容易でないトランスを扱っており、助かりました。
すぐにトランスが届き、改修作業再開です。
9R-4J_AF_Trans3_600.jpg
AFトランスの交換を行って、受信音を確認できたのですが、古い受信機特有の症状が出て....コンデンサの交換を行いました。
AVC、Sメータの動作も正常になりました。
AM帯から30Mcまでしっかりと受信できました。
次回は再調整をしてレストア完了の予定です。

アウトプットトランス

2009年6月28日

春日無線(TRIO)、9R-4 通信型受信機

9球の高一中二構成の、通信型受信機です。

最後にサフィックスのJが付く物より古い受信機です。
9R-4はアマチュア無線専用ではなく、AM帯~30Mcをフルカバーしています。

9R-4_Front_RS.jpg

フロントマスクは9R-4Jとそっくりなのですが、BFOピッチのつまみがありません。

内部の様子です。
9R-4_Inside_RS.jpg
使用されている真空管はGT管がメインですね。
9R-4Jでは整流管(5Y3 )を除いてMT管に変更になっています。

この受信機では、贅沢に電源の平滑回路にチョークトランスが使われています。
以前のオーナーの改造だと思います。
9R-4_choke_RS.jpg

シャーシ内の様子です。
9R-4_Bottom_RS.jpg

久しぶりに火を入れて見ました。
全バンド、しっかり受信できました。感動しました!!

2009年6月14日

春日無線(TRIO)、9R-4J 通信型受信機

9R-4Jは一般用のオールバンド通信型受信機です。
9R-42Jがハムバンド使用を考慮し、バンドを切り替えてもハムバンドになるように設計されていました。
このため、9R-42Jは1.5-3.5Mcが欠落していますが、今回紹介する9R-4Jはフルバンドカバーです。

周波数帯  A : 550-1600kc
        B : 1.6-4.8Mc
        C : 4.8-14.5Mc
        D : 11-30Mc

整流管を含む9球で、高一中二の構成です。

9R-4J_Front_600.jpg

9R-4J_Scale_600.jpg

9R-4J_Bottom_600.jpg

以前の持ち主が若干の改造をしているようです。
時間を見てレストアしてみようと思います。

オークション出品中の通信型受信機

2009年5月16日

春日無線(TRIO)、9R-42J 通信型受信機 Restore2

ゴールデンウィークを挟んで、しばらく停滞していました9R-42Jのレストアを再開しました。
前回、電源のケミコン交換で、結構良い性能を出していました。
高一中二の構成にしては感度が良いなという印象でした。
今回のレストアでその一端がわかりました。

前回、BFOの動作がしてないことが気になっていたので、そこからチェックしました。
BFO出力にオシロスコープを当ててみましたが、発振していませんでした。
BFOは6AV6(V6)で発振させています。
6AV6のプレート電圧をチェックしたら、0Vでした。
これでは発振しません。配線をチェックしたらB電圧のイモ半田が原因でした。
BFO回路チェックの様子です。
9R-42J_BFO_RS.jpg
B電源が接続され、動作始めました。

PCベースのオシロスコープ

各部のチェックを行おうと眺めていたところ、いろいろなところが改造されていることがわかりました。
球の変更、回路変更、追加等されていました。

変更点は、
1. AF段の球変更----6AR5⇒6AQ5
2. 検波、AF段の球変更--- 6AV6⇒6AQ8
3. BFO注入箇所の変更---検波段(V6)⇒IF段(V5)
4. 検波デバイス変更---6AV6(V6)⇒ゲルマダイオード1N60
5. IF初段球変更---6BD6⇒6BZ6
6. 低周波トランスの追加
です。

検波/AF段の球は7ピンの6AR5から9ピンの6AQ8への変更で、ソケットの付け替えならびに回路変更がされています。
6AQ8は双三極管なのですが、片側だけ使用されています。
球、ソケット変更に伴い、このようになっています。
9R-42J_V4change_RS.jpg
ソケットの変更で、穴の拡大、ねじ穴位置の変更追加がされています。

IF初段は、高利得管6BZ6になっております。

そして、スピーカーを直結できるように低周波トランスが内蔵されています。
9R-42J_AF_Trans_RS.jpg
これは使用する上で、非常に便利です。
今ではこれに使えるトランスの入手も困難です。
改造された前所有者に感謝です。

全体の改造箇所をメモしました。
9R-42J_Math_RS.jpg

各部レストアするつもりで本日挑んだのですが....あまりにも完璧に動作しているので、前所有者(改造者)の改造を尊重し、手をつけるのをやめました。
JR-60等のダブルスーパーヘテロダインに劣らないと感じる性能を出していると感じました。

次回は周波数、感度調整を行ってみようと思います。

2009年4月26日

春日無線(TRIO)、9R-42J 通信型受信機 Restore1

9R-42Jに火を入れてみると.....AF出力は出るのですが、電源ハム音がものすごい!!
この製品が出た頃、同時期に9R-4Jというのがありますが、9R-42Jはアマチュアバンドを意識した設計で、1.6-3.5Mc帯が抜けています。
フロントの様子です。
9R-42J_Front_RS2b.jpg
続いて内部、シャーシ内の様子です。
9R-42J_Insaide2_RS.jpg

9R-42J_Bottom_RS.jpg

さて、レストアをはじめるにあたって、ハム音がすごい!!←これは電源の平滑コンデンサが一番怪しい。
平滑後の波形をオシロで観測したら....
9R-42J_Ripple_RS.jpg
なんと40Vp-pものリップルがのっていました。

PCベースのオシロスコープ

AF段にこの電源が供給されていれば、ハム音も納得できます。
電源の平滑コンデンサが一番怪しいので容量をテスターでチェックしました。
低容量の指示が出ていたので交換しました。
9R-42J_Cap3_RS.jpg
右が交換前についていた電解コンデンサ。左が交換したコンデンサです。
交換後の様子です。
9R-42J_Cap4_RS.jpg

この交換を行って、受信してみると....各バンドガンガン受信できる状態になりました。
でも、Sメータの不良、AVC動作不良がありますので、更にレストアをいたします。

オークション出品中の通信型受信機

2009年4月 4日

TRIO 9R-59DS 通信型受信機 取り扱い説明書

9R-59DSの取扱説明書です。
9R-59DS1.jpg
取扱説明書のトップページが、カラーになっています。

内部のページです。
9R-59DS2.jpg
前頁で18ページくらいのマニュアルです。
回路図もついています。
9R-59DS3.jpg

PDFファイルでアップロードしました。
9R-59DSa.pdf

2009年3月29日

TRIO 9R-59DS 受信機 詳細

スタンダードな受信機と知られている、9R-59DSです。
受信帯域は、550kHz~30MHzまでをフルカバーしており、ハムバンドはバンドスプレッド対応です。

IFにはメカニカルフィルターが採用されており、選択度の向上がされています。

受信周波数範囲
    550-1600kHz
    1.6-4.8MHz
    4.8-14.5MHz
    10.5-30MHz

追加できるアクセサリーとして、
 ・低電圧放電管の追加(0A2/VR-150MT)
   VFOの安定化ができます。
 ・キャリブレーション回路(較正回路)の追加
   FT-243水晶片をを装着することで、周波数較正ができます。
   本機は装着されておらず、ON/OFF配線が削除されています。
   RF Gainボリュームを右に回しきるとONになる構成です。

フロントパネルの様子です。
9R-59DSFront.jpg
9R-59D以降、周波数読み取りがダイアル式になりました。
ハムバンド用には良いのかもしれませんが、短波放送受信には以前の直線式(?)のほうが使いやすいです。

内部の様子です。
9R-59DSInside.jpg
右奥に定電圧放電管、通称スタビロが装着されています。

そしてシャーシ内部の様子です。
9R-59DSBottom.jpg
プリント配線板(PCB)が採用されているので、以前の受信機に比べすっきりした配線になっています。

状態も良く、手を入れることなく各バンド良好に受信できました。

オークション出品中の通信型受信機

2008年12月21日

TRIO JR-310 通信型受信機 取り扱い説明書

TRIOの通信型受信機の取り扱い説明書です。
真空管とトランジスタ、FETが使われた、ハイブリッドな受信機です。
この後の受信機はオールソリッドステート化されていきます。
マニュアルをアップロードいたしました。
JR-310_manu1.jpg

JR-310_manu2.jpg

JR-310_manu3.jpg
PDFファイルでアップロードしました。
JR-310_manual_s.pdf

2008年12月13日

春日無線(TRIO) 9R-59 レア品 輸出モデル 

輸出モデルは、Lafayetteブランドで9R-59Dが有名ですが、その前の9R-59も輸出されいました。
これはあまり実在しないのか、知られていない存在です。
ブランドはTRIOでモデル名は9R-59のままです。
9R-59ags_Front.jpg
カナダのAmerican General Supplyという会社がデリバリーしたモデルで、日本のモデルとフロントパネルのデザイン(配色)が違います。
50年も前にしては垢抜けた印象です。

9R-59ags_Rear.jpg
綺麗な状態で保存されています。

内部の状態です。
9R-59ags_Inside2.jpg
内部は日本で販売されていたモデルと同じようです。

9R-59ags_PWR_sel.jpg
輸出モデルですので、一次側電圧の設定SWが配置されています。

9R-59ags_Bottom.jpg
底面の状態です。

そして、これが珍しい元箱です!!!!
9R-59ags_Box.jpg
当時の梱包状態、二重箱のまま保存されていました。
中箱は50年近い前の物とは思えない、綺麗な状態を保っています。

通電して動作状況をチェックしました。
ランプ切れも無く、ロングワイヤーを接続して、今でも短波放送を受信できることを確認できました。

オークション出品中の通信型受信機
9R‐59とTX‐88A物語―わが青春の高一中二+807シングル (Radio Classics Books)

2008年12月 8日

春日無線 9R-4 回路図&配線図

春日無線の9R-4回路図&配線図、説明書です。
9R-4.jpg
ファイルをPDFでアップロードしました。

9R-4-s.pdf

2008年12月 4日

春日無線 9R-4J 紹介記事

春日無線がTRIOブランドで販売していた9R-4Jの紹介記事です。
9R-4J_paper.jpg

当時春日無線にお勤めの横山様(JA1SR OM)の執筆です。

興味深いのが余白の記事で、ラインフィルターの製作が紹介されています。
当時デジタル機器が存在しなかったので、対象は洗濯機等のモーター機器だったと想像しますが、現在、電子機器がほとんどデジタル化され、機器の基準クロック等の混入が問題となっており、現在でも有効な対策手段と思います。
古い真空管受信機で楽しむときに、必需品とも思えます。

pdfファイルでアップロードします。
9R-4J_paper_s.pdf

2008年12月 3日

TRIO 9R-42J 受信機 実体配線図&回路図

TRIOで販売されていた9球スーパー(高一中二)通信型受信機、9R-42Jの実体配線図です。
9R42J_wire1.jpg

そして回路図です。
9R42J_wire2.jpg

共にpdfファイルにしてアップロードしました。
9R-42J_wire-1s.pdf

2008年12月 2日

TRIO 9R-4J/9R-42J TRIO TECHNICAL DATA SHEET No.81

TRIOブランドで販売していた、9球通信型受信機キット、『Model 9R-4J/9R-42J』のテクニカルデーターシートのコピーです。
1958年初版のもので、ちょうど半世紀経っています。
9R42J_tech_sheet_81.jpg

6ページに渡り、調整方法が記載されています。
9R-4J_42J_Tech_sheet_s.pdf

USA出版の過去から現在までの短波受信機スペック雑誌

アメリカで出版されている、1942-1997年製の短波受信機の詳細を記載している雑誌です。
雑誌名は『SHORTWAVE RECEIVERS』で、ありとあらゆるメーカーの受信機が紹介されています。
EDITIONが3rdですので、結構売れている雑誌かと思います。
sw_receivers1.jpg

以前紹介したALLIEDのスピーカーのメーカーも載っています。
sw_receivers2.jpg
TRIOの受信機のようですが.....

有名なHallicraftersの受信機も、満載されています。
sw_receivers3.jpg

2008年11月29日

所蔵受信機の面々

引越し作業も終盤に来て、棚に受信機の一部を整理しました。
春日無線、TRIO時代の6R-4、9Rシリーズ、JRシリーズです。
ALL_Equipment4.jpg

引越しに伴い、いろいろと忘れていた物が出てきましたので、順次紹介したいと思います。

2008年11月23日

春日無線(TRIO) 9R-59 受信機 詳細

当時ベストセラーとなった9R-59Dシリーズの最初の形式『9R-59』です。
構成は9球シングルスーパーで、受信バンドは、
1. 0.55-1.6Mc帯(AMバンド) 2. 1.6-4.8Mc 3. 4.8-14.5Mc 4. 10.5-30Mc の4バンドです。

フロントパネルは、
9R-59_r1.jpg

内部の様子です。
9R-59_r2.jpg

9R-59_r3.jpg

底面にはコイルパックの調整用穴が開いています。
9R-59_r4.jpg
相当長い期間通電していなかったので、受信チェックを行ってみました。
まず電源ON!
Sメータと周波数表示パネルの照明が点灯。
そしてヒーターが暖まるとスピーカー(外付け)からノイズが。
AM用のループアンテナをつけて受信してみると、夕方であったこともあるのか電離層反射で韓国、中国と思われる放送が日本の放送に加えて受信できました。

短波帯は、10MHz近辺で中国と思われる放送を受信できました。
50年は経っているのではないかと思われる真空管受信機が、今でも動くというのに感激しました。

ただ、Q-Mulch等の操作は良くわかりませんでした。動作不良かもしれません。
また受信周波数もずれているようで、再調整が必要です。
決して現在の受信機と比べると性能はまったく及びませんが、それでも何とか受信したい!!という欲求にかられてしまうアイテムです。
中学生時代を思い出してしまいました。

9R‐59とTX‐88A物語―わが青春の高一中二+807シングル (Radio Classics Books)

2008年11月18日

春日無線 通信型受信機 9R-4(J) 回路図

TRIOブランドで販売されていた9球スーパー通信型受信機、9R-4Jの回路図です。
海外(北米)ではLafayetteブランドで、HE-10の型式で販売されていました。
9R-4Ja.jpg
9R-4Js_sch.pdf

2008年11月16日

Lafayette(春日無線) HE-10 受信機 詳細

春日無線が海外ブランド、Lafayetteで販売していた受信機、HE-10です。
国内では9R-4Jの型式で、TRIOブランドで販売されていました。
HE-10_3a.jpg
通信型受信機として設計されており、送信機との連携も考慮されています。
シャーシ内の状態です。
HE-10_3b.jpg
HE-10_3c.jpg

構成は、RF:6BD6、MIX:6BE6、OSC:6BE6、IF二段:6BD6x2、検波:6AV6、BFO,ANL:6AV6、AF PA:6AR5、整流:5Y3の9球構成です。

受信帯域は、中波帯~短波(30MHz)です。

HE-10_3d.jpg

HE-10_3e.jpg
久しぶりに火を入れてみましたが、受信できており、Sメータが振れたのには感動しました。

2008年11月 3日

TRIO 9R-59DS 受信機

デザインが一新された受信機、9R-59D(S)シリーズです。

SSBモードが新設されており、プロダクト検波方式を採用しています。

構成は9球で以前の受信機と球数は一緒なんですが、プロダクト検波用に6BE6を追加しています。

その分整流管を廃止しダイオード整流に変更しているようです。

BFO/ANLを6AQ8に変更しています。

9R-59DS_1a.jpg

 

TRIO 9R-59 受信機

ベストセラーとなった9R-59シリーズのトップバッターです。

構成は9球のスーパーヘテロダインです。

このシリーズからQ-MULTIPLIERが搭載されています。

使用する真空管も、9R-42シリーズから変更され、

1) RF 6BA6 (以前は6BD6)

2) IF二段 6BA6x2 (以前は6BD6x2)

3) 整流 6CG4 (以前は5Y3)

となっています。

9R-59_1a.jpg

TRIO 9R-42J 受信機

TRIOブランドの9球スーパーヘテロダイン受信機、9R-42Jです。

この受信機からANL(Automatic Noise Limitter?)が搭載されています。

真空管の構成は、9R-4Jと同じです。

9R-42J_1a.jpg

Lafayette HE-10 受信機

TRIOがOEMブランド、『Lafayette』で海外販売していた受信機、HE-10です。

構成は9R-4Jとまったく同じ。

フロントパネルのブランド名および型番の違いだけです。

HE-10_1a.jpg

 

HE-10_2a.jpg

TRIO 9R-4J 受信機

9R-4の後継です。

新たにBFO Pitchが追加されています。

使用されている真空管も変更になり、

1. IF増幅 6BD6x2 (以前は6SK7x2)

2. 検波 6AV6 (以前は6SQ7)

3. BFO 6AV6 (以前は6SN7)

4. AF PA 6AR5 (以前は6V6)

となっています。

9R-4J_1a.jpg

TRIO 9R-42 受信機

9R-4と同じフロントビューです。

使用している真空管の構成も9R-4とまったく同じです。

9R-42_1a.jpg

2008年11月 2日

TRIO 9R-4 受信機

春日無線の後、トリオブランドで成長をしていた時代の受信機です。

1950年代かと思います。

以前の6R-4から真空管を3本増やし、9球の受信機です。

6Rとか9Rの数字は、使用している真空管の本数を表します。

この時代の代表的な高一中二の構成です。

丸型Sメーターも装備されています。

9R-4_1a.jpg

構成は、RF(6BD6)、MIX(6BE6)、IF(6SK7)...です。

レトロ感がある受信機です。

2008年11月 1日

所蔵受信機の面々

引越しを機に、所蔵している受信機(一部無線機、アクセサリ)を並べてみました。

部屋に埋もれていたものもあり、こんなにあったのかと驚いています。

ALL_Equipment1a.jpg

春日無線の時代に販売された6R-4Sから、TRIO時代の受信機、TRIOがOEMで海外ブランドで販売していたLafayetteブランドのHE-10、そしてもっとも復旧した9R-59シリーズ、JRシリーズ等々大量に出てきました。

順番に紹介していこうと思います。