2009年8月28日

春日無線(TRIO)、9R-42 通信型受信機 Restore3

先日ノグチトランスに注文したAFトランスが本日届きました。
明日は週末なので、トランスとスピーカー端子の装着を行い、動作チェックを行う予定です。
本日は、内部清掃と真空管チェックを行いました。
9R-42_First_Insode3_RS.jpg
各種トランス、真空管を洗いました。

そして装着されている真空管の性能チェックを行いました。
使った真空管テスターは、TE-15です。
真空管テスター

9R-42_tube_check.jpg
オリジナルと二点違っていました。
1.AFアンプの球がオリジナルの6V6から6F6に変更されていました。
 若干エミ減気味
2.検波の球が、6SQ7からMT管の6AV6に変更されていました。

他の球はオリジナルで、エミ減が確認できませんでした。

明日から本格的なレストア開始です。

2009年4月11日

春日無線(TRIO) MARKER GENERATOR SG-3

春日無線工業時代に、TRIOブランドで販売していた計測器、『マーカー発振器』 SG-3です。
現在で言う、信号発生器ですね。

1960年代前半に販売されていたものと思います。
今回紹介するマニュアルは、後期モデルだと思います。
初期型では搭載されていない、ビート確認用のスピーカーが内蔵されています。

SG-3_600.jpg

SG-3_2_600.jpg

基本波、二次高調波でカバーする周波数範囲は、3.75-280Mcです。
また、400c/sのAM変調を掛けることができます。

中には、スイープジェネレータ:WO-1とオシロスコープ:CO-3Kと併せた、TV受信機の映像IF回路調整法が記載されています。

こちらが回路図です。
SG-3_3_600.jpg

信号発生器

PDFファイルでアップロードしました。
SG-3マニュアル

2009年4月 5日

PCベースのオシロスコープ DSO-5200 USB

調子の悪い受信機を整備、再調整するときに便利な測定器がいくつかあります。

1. テスター
 各部の電圧チェックにこれは必須ですね。
 古い受信機のチェックには、コンデンサの容量が測れると便利です。

2. 周波数カウンター
 ローカル発振周波数、BFO等の発振源の周波数調整に必要です。
 局発周波数を誤ってイメージ周波数に合わせてしまう心配がなくなります。
 正確な周波数管理に必要です。

3. 信号発生器(SG)
 安定した信号源があると、RF、IF、AF部の調整が簡単です。
 JJY(標準電波)の無い今では、一台そろえておくと便利です。
 理想的には変調の掛けられ、レベルを制御できるものが良いのですが、私は50MHzまでのDDSで代用しています。

4. オシロスコープ
 3.の信号発生器と併せて、各部の調整に便利です。
 AFの調整、IFの調整、発振出力の確認等に使用します。
 短波受信機の調整ですと、100MHz帯域は欲しいですね。
 併せてプローブの性能も重要です。

5. スペクトラムアナライザ
 これはあったら便利です。
 ただし価格が高い。
 受信機の調整にはオシロスコープで何とかなりますが、送信機の歪、スプリアス等の測定には必須です。

中古の100MHzオシロを持っているのですが、観測データをデータとして記録したいということから、PCベースのオシロスコープを探していました。

そこで見つけたのが、今回紹介するPC-OSCILLOOSCOPE、DSO-5200です。
メーカーは中国青島のHantek社のようです。
日本でもOEMブランドで販売しているようですが、オークションで安かったので購入しました。

外箱です。
DSO-5200_box.jpg

そしてこれが本体。
2chの入力と、外部トリガー入力を備えています。
DSO-5200_Front.jpg

こちらにはキャリブレーション出力があります。1kHz、2Vp-pの矩形波です。
DSO-5200_Rear.jpg

付属品は、200MHzプローブ2本、PC接続ケーブル、インストレーションマニュアル、ドライバ&アプリケーションCDです。
DSO-5200_ACC.jpg

アプリケーションをインストールして、使ってみました。
まずは、プローブのキャリブレーションを兼ねてCAL出力の観測。
CAL_out_RS.jpg
左が観測画面、右上が周波数、電圧各種計測画面、そして右下が操作パネルです。

FFT(高速フーリエ変換)機能がついていますので、このCAL信号のスペクトラムを観測してみました。
CAL_FFT_RS.jpg
Dutyが50パーセントの矩形波ですので、奇数次の高調波が観測されています。
画面左下には、高調波レベルを自動的に表示しています。

手持ちのDDSの出力を観測してみました。
周波数が40MHzのサイン波です。
40MHz_Mesure_RS.jpg
このくらいの周波数だとカウンターの周波数に誤差が出るようですね。
FFTで観測すると、基本波の周波数が50MHzをなって表示されました。(1.25倍)
アプリケーションソフトの演算にバグがあるのではないかと思っています。
まあ、しょせんFFTなので参考程度に考えています。

一体型のオシロスコープに比べると若干性能が劣るかなという感じですが、記録(画面、データ等)機能、ノートPCと併せたポータビリティ(電源不要)を考えると満足です。
沢山の機能があるのですが、まだ使いこなせていません。

PCベースのオシロスコープ

 

2009年1月12日

TRIO グリッドディップメーター DM-6

1970年頃にTRIOブランドで販売されていた、GRID DIP METER、DM-6です。
DM6_Front.jpg
バンドごとのコイルが付属しています。
また、水晶振動子(FT-243)を挿して、発振させることもできます。

こちらは内部の様子。
DM6_Inside.jpg
右上にアルミの円筒形のデバイスがありますが、これが心臓の真空管、6CW6です。
この真空管は、ニュービスタ管と呼ばれ、出始めの頃のトランジスタと、高周波性能で競っていました。
6CW4.jpg

マニュアルと回路図です。
DM6_Manual.jpg

DM6_SCH.jpg

2008年11月24日

TRIOブランド オッシロスコープ CO-50

春日無線がTRIOブランドで1950年代から販売していた真空管オッシロスコープ、CO-50です。

CO-50_1b.jpg
50mmのCRTを表示部としています。
現在ではオシロスコープというのが一般的ですが、当時は違ったようです。
型式は同じなのですが、年代によってフロントパネルの構成、表記が違っているようです。

CO-50_4a.jpg
本機はポータブル型を謳っています。
当時の電気屋さんがラジオ、TVの修理に持ち歩いたのではないかと想像しています。
SWEEPに『TV-H』(TV垂平周波数)の設定があります。

可搬用にとケースに収められています。
CO-50_2a.jpg

CO-50_5a.jpg
動作チェックしてみました。
今でもしっかりと波形を表示しています。

当時はオシロスコープも自作されることが多く、本機もキット販売された商品です。
元箱です。
CO-50_3a.jpg

2008年11月 1日

所蔵受信機の面々

引越しを機に、所蔵している受信機(一部無線機、アクセサリ)を並べてみました。

部屋に埋もれていたものもあり、こんなにあったのかと驚いています。

ALL_Equipment1a.jpg

春日無線の時代に販売された6R-4Sから、TRIO時代の受信機、TRIOがOEMで海外ブランドで販売していたLafayetteブランドのHE-10、そしてもっとも復旧した9R-59シリーズ、JRシリーズ等々大量に出てきました。

順番に紹介していこうと思います。

2008年10月28日

LAFAYETTE(TRIO 現Kenwood)真空管テスター TE-15(2)

TE-15本体に内蔵されるマニュアルです。

最初は、『Operating Instructions』です。

計測器の使い方が記載されております。

TE-15Manu1.jpg

 

そして、計測器の設定表です。

 

TE-15Manu2.jpg

 

真空管のリストがあり、各真空管に対する設定が記載されています。

設定表はこんな具合です。

TE-15Manu3.jpg

 

こんな様に、計測器本体にすぐに必要なマニュアルを内蔵するというのは非常に便利です。

最近の測定器ではあまり見かけませんが、過去のHP(Hewlett-Packard)の測定器にはよくついていました。

とても便利な機能なのですが、最近は見ないですね。Webで調べるなんていうことが無かった時代ですが、この方が使い勝手は良いと思います。

 

2008年10月20日

LAFAYETTE(TRIO 現Kenwood)真空管テスター TE-15

Lafayette社製の真空管試験機、TE-15です。

現在のブランド、『Kenwood』が海外販売をするブランド、『Lafayette』で販売された物です。

当時の国内ブランドは『TRIO』でした。

 

Tube_tester.jpg

きれいな商品でしたので、Yahooオークションで落札いたしました。