2009年6月28日

春日無線(TRIO)、9R-4 通信型受信機

9球の高一中二構成の、通信型受信機です。

最後にサフィックスのJが付く物より古い受信機です。
9R-4はアマチュア無線専用ではなく、AM帯~30Mcをフルカバーしています。

9R-4_Front_RS.jpg

フロントマスクは9R-4Jとそっくりなのですが、BFOピッチのつまみがありません。

内部の様子です。
9R-4_Inside_RS.jpg
使用されている真空管はGT管がメインですね。
9R-4Jでは整流管(5Y3)を除いてMT管に変更になっています。

この受信機では、贅沢に電源の平滑回路にチョークトランスが使われています。
以前のオーナーの改造だと思います。
9R-4_choke_RS.jpg

シャーシ内の様子です。
9R-4_Bottom_RS.jpg

久しぶりに火を入れて見ました。
全バンド、しっかり受信できました。感動しました!!

2009年6月14日

春日無線(TRIO)、9R-4J 通信型受信機

9R-4Jは一般用のオールバンド通信型受信機です。
9R-42Jがハムバンド使用を考慮し、バンドを切り替えてもハムバンドになるように設計されていました。
このため、9R-42Jは1.5-3.5Mcが欠落していますが、今回紹介する9R-4Jはフルバンドカバーです。

周波数帯  A : 550-1600kc
        B : 1.6-4.8Mc
        C : 4.8-14.5Mc
        D : 11-30Mc

整流管を含む9球で、高一中二の構成です。

9R-4J_Front_600.jpg

9R-4J_Scale_600.jpg

9R-4J_Bottom_600.jpg

以前の持ち主が若干の改造をしているようです。
時間を見てレストアしてみようと思います。

2009年5月16日

春日無線(TRIO)、9R-42J 通信型受信機 Restore2

ゴールデンウィークを挟んで、しばらく停滞していました9R-42Jのレストアを再開しました。
前回、電源のケミコン交換で、結構良い性能を出していました。
高一中二の構成にしては感度が良いなという印象でした。
今回のレストアでその一端がわかりました。

前回、BFOの動作がしてないことが気になっていたので、そこからチェックしました。
BFO出力にオシロスコープを当ててみましたが、発振していませんでした。
BFOは6AV6(V6)で発振させています。
6AV6のプレート電圧をチェックしたら、0Vでした。
これでは発振しません。配線をチェックしたらB電圧のイモ半田が原因でした。
BFO回路チェックの様子です。
9R-42J_BFO_RS.jpg
B電源が接続され、動作始めました。

各部のチェックを行おうと眺めていたところ、いろいろなところが改造されていることがわかりました。
球の変更、回路変更、追加等されていました。

変更点は、
1. AF段の球変更----6AR5⇒6AQ5
2. 検波、AF段の球変更--- 6AV6⇒6AQ8
3. BFO注入箇所の変更---検波段(V6)⇒IF段(V5)
4. 検波デバイス変更---6AV6(V6)⇒ゲルマダイオード1N60
5. IF初段球変更---6BD6⇒6BZ6
6. 低周波トランスの追加
です。

検波/AF段の球は7ピンの6AR5から9ピンの6AQ8への変更で、ソケットの付け替えならびに回路変更がされています。
6AQ8は双三極管なのですが、片側だけ使用されています。
球、ソケット変更に伴い、このようになっています。
9R-42J_V4change_RS.jpg
ソケットの変更で、穴の拡大、ねじ穴位置の変更追加がされています。

IF初段は、高利得管6BZ6になっております。

そして、スピーカーを直結できるように低周波トランスが内蔵されています。
9R-42J_AF_Trans_RS.jpg
これは使用する上で、非常に便利です。
今ではこれに使えるトランスの入手も困難です。
改造された前所有者に感謝です。

全体の改造箇所をメモしました。
9R-42J_Math_RS.jpg

各部レストアするつもりで本日挑んだのですが....あまりにも完璧に動作しているので、前所有者(改造者)の改造を尊重し、手をつけるのをやめました。
JR-60等のダブルスーパーヘテロダインに劣らないと感じる性能を出していると感じました。

次回は周波数、感度調整を行ってみようと思います。

2009年4月26日

春日無線(TRIO)、9R-42J 通信型受信機 Restore1

9R-42Jに火を入れてみると.....AF出力は出るのですが、電源ハム音がものすごい!!
この製品が出た頃、同時期に9R-4Jというのがありますが、9R-42Jはアマチュアバンドを意識した設計で、1.6-3.5Mc帯が抜けています。
フロントの様子です。
9R-42J_Front_RS2b.jpg
続いて内部、シャーシ内の様子です。
9R-42J_Insaide2_RS.jpg

9R-42J_Bottom_RS.jpg

さて、レストアをはじめるにあたって、ハム音がすごい!!←これは電源の平滑コンデンサが一番怪しい。
平滑後の波形をオシロで観測したら....
9R-42J_Ripple_RS.jpg
なんと40Vp-pものリップルがのっていました。
AF段にこの電源が供給されていれば、ハム音も納得できます。
電源の平滑コンデンサが一番怪しいので容量をテスターでチェックしました。
低容量の指示が出ていたので交換しました。
9R-42J_Cap3_RS.jpg
右が交換前についていた電解コンデンサ。左が交換したコンデンサです。
交換後の様子です。
9R-42J_Cap4_RS.jpg

この交換を行って、受信してみると....各バンドガンガン受信できる状態になりました。
でも、Sメータの不良、AVC動作不良がありますので、更にレストアをいたします。

2009年4月19日

1938年製 HOWARD社製 通信型受信機 Model 430

1938年製、今から70年以上前、昭和で言えば昭和13年の受信機です。
戦前のUSAの通信型受信機です。
HOWARD_Front.jpg

リアに貼り付けられているタグです。
HOWARD_Plate.jpg
6球構成であることがわかります。
5W4,6K8,6C4,6K7,6Q7G、41の構成です。
シリアルナンバーがちょうど2500です。

こちらはスケールです。
HOWARD_Scale.jpg
AM帯からなんと43MHzまでフルカバーしています。
今から70年も前に40MHzの受信ができるような物があったことに驚きです。
当時の日本では信じられません。
また、バンドスケールならびにスプレッドスケールまで搭載されています。
HOWARD_Band_Scale.jpg
HOWARD_Spread_Scale.jpg
このバンドスプレッドが非常に良く動作します。驚きです。

内部の様子です
HOWARD_Inside.jpg
MT管は無く、GT管、ST管、メタル管で構成されています。
こちらが本機の底面に貼り付けられている回路図です。
HOWARD_Sch.jpg

そこを良く見ると年月が記載されています。
HOWARD_Draw.jpg

動作チェックをしてみました。
70年経った今でもしっかりと4Bandとも受信しました。
これには驚きです。
TRIOの受信機をいくつかいじりましたが....こんなに簡単に今でも動作することは驚きです。
HallicraftersのSkyChiefも同じなのですが、当時の技術力の違いを感じます。
戦前の受信機が今でも実用できるということに驚きを隠せません。

2009年4月18日

TRIO JR-200 通信型受信機 取り扱い説明書

JR-200のトリオ通信型受信機キット組立説明書です。
JR-200_Manual1.jpg

全18ページです。
回路図も掲載されています。
JR-200_Manual2.jpg

JR-200_Manuals.pdf"PDFファイルでアップロードしました。

2009年4月13日

TRIO JR-200 通信型受信機 Restore

TRIOブランドで販売されていた、JR-200のレストアを行いました。
久しぶりに電源を入れたのですが....ランプ、ヒーターは点灯するのですが、AF出力が出ない。
週末にRestoreをいたしました。

まずは本体の様子です。
JR-200_Front_RS.jpg

リアの様子です。シャーシに錆が出ています。
JR-200_Rear1_RS.jpg

まずはAF段からチェックしました。
いつものことなのですが、コンデンサ類がNGになっていました。
AF段のコンデンサを交換し、AF用の6AR5の第一グリッドにSGから1kHzの信号を印加し、スピーカー端子をオシロで確認したのがこれです。
JR-200_AF1_RS.jpg
上がスピーカー端子出力、下が印加波形です。
スピーカー端子には高周波成分が重畳していますが、可聴周波数ではないので無視します。
コンデンサ交換で、AF段はOKのようです。

次にDET、IFと行くのが定石なのですが、RF段の確認をしました。
アンテナ端子にSGを接続し、RF段、MIXER出力をオシロスコープで確認したのですが、C Band, D BandのMIXER出力が出ていませんでした。

RF段は動作しているようなのですが..... Local発振を疑い、局発出力をオシロスコープで確認しましたら、上記バンドで発振が不安定になっていました。

最終的には、局発コイルパックと局発用真空管、6BE6のグリッドを接続するコンデンサが未接続になっていました。
コンデンサの片側のリードが外れた状態、というか接続の形跡が無い。
発売当時からこの状態であったと思われます。
接続してやると....各バンド発振を始めました。
これは局発出力(20MHz)の波形です。
JR-200_Local_20MHz_RS.jpg

発振はうまくいったのですが、MIXER出力がおかしい.....
よくよく見ると、真空管がおかしい....
MIXERが6BE6のはずが、6BA6がささっている。
また、一段目のIFが6BA6が本当なのですが、6CB6がささっている!?
オリジナルの配線は改造されていないので、手持ちの真空管に差し替えました。
JR-200_Repair.jpg
1が交換した真空管。2が未接続だったコンデンサ、3が交換したコンデンサ類です。

AGC用のコンデンサもいつものように不良になっていましたので、交換いたしました。
青いコンデンサが交換したものです。
JR-200_Chenge_CAP.jpg

後はBFOの発振周波数の確認です。
JR-200_BFO_RS.jpg
下がSGから入力した455kHzの信号で、上がBFOの出力波形です。
ほぼゼロビートの状態にして、調整完了。

後はコイルパックの調整を行って完了です。
ローバンドの感度はものすごいものがありました。
アンテナをつけなくてもAM帯は受信できました。
高い周波数帯は、それなりに感度が落ち込んでいます。

JR-60のレストアをした後ですので、この受信機は比較的楽に終えました。
オシロスコープ、DSO-5200を手に入れたこともその助けになっています。

気になる点は、ハイバンドの感度低下と、ハイバンドでのSメータ動作が不十分であるところです。

2009年4月12日

TRIO JR-500S 通信型受信機 動作確認

1967年3月販売開始の通信型受信機、JR-500Sの動作確認を行いました。
こんな受信機です。
JR-500S_Front_RS.jpg

◆定格:
受信周波数:3.5-4.0Mc 80mバンド
        7.0-7.3Mc  40mバンド
        14-14.35Mc 20mバンド
        21-21.45Mc 15mバンド
        28-28.5Mc  10m(A)バンド
        2805-29.1Mc 10m(B)バンド
        29.1-29.7Mc 10m(C)バンド

使用真空管: 7球+2トランジスタ
等々....

中の様子です。
JR-500S_Inside_RS.jpg

糸掛けからギアドライブに機構が変更されています。
VFO_Gear.jpg

内部配線の様子です。
JR-500S_Bottom_RS.jpg

アンテナ、スピーカーを接続し、動作させてみました。
ガンガン受信します。
メカニカルフィルターの効果で良い選択度が得られています。
この辺はハムバンドを考慮した設計です。
気になる点は、AGCの効きが甘いのか、ローバンドの受信ではRFゲインを絞ることが必要です。
これと関係するのか、Sメータの動作が不良です。
しかし、ちゃんと受信するので....レストアはいたしませんでした。

2009年4月11日

春日無線(TRIO) MARKER GENERATOR SG-3

春日無線工業時代に、TRIOブランドで販売していた計測器、『マーカー発振器』 SG-3です。
現在で言う、信号発生器ですね。

1960年代前半に販売されていたものと思います。
今回紹介するマニュアルは、後期モデルだと思います。
初期型では搭載されていない、ビート確認用のスピーカーが内蔵されています。

SG-3_600.jpg

SG-3_2_600.jpg

基本波、二次高調波でカバーする周波数範囲は、3.75-280Mcです。
また、400c/sのAM変調を掛けることができます。

中には、スイープジェネレータ:WO-1とオシロスコープ:CO-3Kと併せた、TV受信機の映像IF回路調整法が記載されています。

こちらが回路図です。
SG-3_3_600.jpg

PDFファイルでアップロードしました。
SG-3マニュアル

2009年4月 5日

TRIO JR-500S 通信型受信機 インストレーションマニュアル

WEBでダウンロードできるPDFファイルです。
RadioAmateur.EUの所有物のようです。
著作権等心配なのですが、サーバーにアップロードします。
問題があるようでしたらすぐに削除いたします。

JR-500_Manual1.jpg

JR-a500_Manual2.jpg
英語ですが、回路の動作説明が書かれています。

ファイルはこちらです。
Trio_JR-500_user.pdf

PCベースのオシロスコープ DSO-5200 USB

調子の悪い受信機を整備、再調整するときに便利な測定器がいくつかあります。

1. テスター
 各部の電圧チェックにこれは必須ですね。
 古い受信機のチェックには、コンデンサの容量が測れると便利です。

2. 周波数カウンター
 ローカル発振周波数、BFO等の発振源の周波数調整に必要です。
 局発周波数を誤ってイメージ周波数に合わせてしまう心配がなくなります。
 正確な周波数管理に必要です。

3. 信号発生器(SG)
 安定した信号源があると、RF、IF、AF部の調整が簡単です。
 JJY(標準電波)の無い今では、一台そろえておくと便利です。
 理想的には変調の掛けられ、レベルを制御できるものが良いのですが、私は50MHzまでのDDSで代用しています。

4. オシロスコープ
 3.の信号発生器と併せて、各部の調整に便利です。
 AFの調整、IFの調整、発振出力の確認等に使用します。
 短波受信機の調整ですと、100MHz帯域は欲しいですね。
 併せてプローブの性能も重要です。

5. スペクトラムアナライザ
 これはあったら便利です。
 ただし価格が高い。
 受信機の調整にはオシロスコープで何とかなりますが、送信機の歪、スプリアス等の測定には必須です。

中古の100MHzオシロを持っているのですが、観測データをデータとして記録したいということから、PCベースのオシロスコープを探していました。

そこで見つけたのが、今回紹介するPC-OSCILLOOSCOPE、DSO-5200です。
メーカーは中国青島のHantek社のようです。
日本でもOEMブランドで販売しているようですが、オークションで安かったので購入しました。

外箱です。
DSO-5200_box.jpg

そしてこれが本体。
2chの入力と、外部トリガー入力を備えています。
DSO-5200_Front.jpg

こちらにはキャリブレーション出力があります。1kHz、2Vp-pの矩形波です。
DSO-5200_Rear.jpg

付属品は、200MHzプローブ2本、PC接続ケーブル、インストレーションマニュアル、ドライバ&アプリケーションCDです。
DSO-5200_ACC.jpg

アプリケーションをインストールして、使ってみました。
まずは、プローブのキャリブレーションを兼ねてCAL出力の観測。
CAL_out_RS.jpg
左が観測画面、右上が周波数、電圧各種計測画面、そして右下が操作パネルです。

FFT(高速フーリエ変換)機能がついていますので、このCAL信号のスペクトラムを観測してみました。
CAL_FFT_RS.jpg
Dutyが50パーセントの矩形波ですので、奇数次の高調波が観測されています。
画面左下には、高調波レベルを自動的に表示しています。

手持ちのDDSの出力を観測してみました。
周波数が40MHzのサイン波です。
40MHz_Mesure_RS.jpg
このくらいの周波数だとカウンターの周波数に誤差が出るようですね。
FFTで観測すると、基本波の周波数が50MHzをなって表示されました。(1.25倍)
アプリケーションソフトの演算にバグがあるのではないかと思っています。
まあ、しょせんFFTなので参考程度に考えています。

一体型のオシロスコープに比べると若干性能が劣るかなという感じですが、記録(画面、データ等)機能、ノートPCと併せたポータビリティ(電源不要)を考えると満足です。
沢山の機能があるのですが、まだ使いこなせていません。

 

2009年4月 4日

TRIO 9R-59DS 通信型受信機 取り扱い説明書

9R-59DSの取扱説明書です。
9R-59DS1.jpg
取扱説明書のトップページが、カラーになっています。

内部のページです。
9R-59DS2.jpg
前頁で18ページくらいのマニュアルです。
回路図もついています。
9R-59DS3.jpg

PDFファイルでアップロードしました。
9R-59DSa.pdf

2009年3月29日

TRIO 9R-59DS 受信機 詳細

スタンダードな受信機と知られている、9R-59DSです。
受信帯域は、550kHz~30MHzまでをフルカバーしており、ハムバンドはバンドスプレッド対応です。

IFにはメカニカルフィルターが採用されており、選択度の向上がされています。

受信周波数範囲
    550-1600kHz
    1.6-4.8MHz
    4.8-14.5MHz
    10.5-30MHz

追加できるアクセサリーとして、
 ・低電圧放電管の追加(0A2/VR-150MT)
   VFOの安定化ができます。
 ・キャリブレーション回路(較正回路)の追加
   FT-243水晶片をを装着することで、周波数較正ができます。
   本機は装着されておらず、ON/OFF配線が削除されています。
   RF Gainボリュームを右に回しきるとONになる構成です。

フロントパネルの様子です。
9R-59DSFront.jpg
9R-59D以降、周波数読み取りがダイアル式になりました。
ハムバンド用には良いのかもしれませんが、短波放送受信には以前の直線式(?)のほうが使いやすいです。

内部の様子です。
9R-59DSInside.jpg
右奥に定電圧放電管、通称スタビロが装着されています。

そしてシャーシ内部の様子です。
9R-59DSBottom.jpg
プリント配線板(PCB)が採用されているので、以前の受信機に比べすっきりした配線になっています。

状態も良く、手を入れることなく各バンド良好に受信できました。

2009年3月27日

TRIO JR-60 リペア 最終

JR-60のレストアをやってきましたが、今回で最終回にします。
最初はうんともすんとも言わなかった受信機でしたが、受信出力が出るようになりました。
AM帯とHF帯は受信できるようになりました。

周波数トラッキングも終わり、今回はBFOの周波数調整を行いました。

Repair_BFO.jpg
上がSSGから入れた455kHzの信号で、下が本機が発振しているBFOの信号です。
ゼロビートになっています。

リペアを終えた(終了した!?)状態です。
フロントです。
Repair_Front.jpg
周波数表示パネルのシルク印刷がちょっとはがれかかっていますが、実用上問題ありません。

リア、内部状態です。
Repair_Rear.jpg
AM,HF帯のM型コネクタは装着されていません。

そしてシャーシ内の様子です。
Repair_Bottom.jpg

整備終了ですが、気になった点を.... 1. 50Mc帯は未確認
2. AF出力が小さめで、歪っぽい。歪はRFゲインを絞ると改善されるので、RF系に問題か?
3. ANL、Cal(7.050MHz)、Q-Multiは動作している。

面白い受信機ですね。
明日、持ち主に返します。
おそらくAuctionに出品されると思います。

2009年3月18日

TRIO JR-500S 通信型受信機 フロントパネル

以前、内部詳細として紹介していましたが.....見返してみるとフロントパネルがありませんでした(笑
JR-500Sb.jpg

ハムバンド専用となっていますが、それなりにSSBを意識した設計になっています。
こいつも若干調子が悪いので、レストアしてみようと考えています。

2009年3月15日

TRIO JR-60 リペア その4

JR-60のリペアの最終回です。
ふと疑問に思ったのですが、repair と restoreの違いは何なんでしょうか?
この機は電源を入れてヒーターの点灯はするのですが、AF出力が無いので、性能だし以前の問題でrepairとしていました。
でも、辞書を調べてもこの二つの単語の違いがわかりません。

前回のリペアその3でAF出力が出るようになったので、ここからがレストアなのか??
まあ、どうでも良いのですが.....

低周波段が終わったので、過去に紹介した一号機でレストアしたAGC(AVC)部のコンデンサをチェックしました。
AVC__cap.jpg
やはり不良になっていました。
新しい部品に交換です。
AVC__cap2.jpg
AGC動作はOKなのですが、どうも満足いく性能を出していない.... RF部、Local発振部、Mixer部、IF部と各部電圧チェックをするのですが問題はありません。
JR-60のキット組み立て説明書をもとに、手持ちのオシロ、信号発生器で調整を始めました。
最初は各バンドのローカル発振周波数の調整(トラッキング調整)です。
これが意外と曲者で.....苦労しました。
キット組み立て説明書では、信号発生器をRFの周波数として設定し、各バンドのローカル周波数を調整するのですが、この方法ですとイメージ周波数に調整してしまうという恐れが....
かく言う私もこの恐れにはまって、苦労しました。
特にハイバンドのbandDでトラッキングが取れない!!という事態に。
これには悩みました。
ここで直接ローカル発振周波数をチェックしたい!という思いのもと方法を探ったのですが、周波数カウンターを持っていないということに気づき、オシロでローカル信号の波形観測で合わせようと....ここでオシロスコープのカウンター機能があることを思い出し....はははです。
この機能を使って、ローカル周波数(トラッキング調整)をしたらすんなりと!!
いくつかのバンドでイメージ周波数に合わせていました。
かくバンド共に気持ちよくトラッキングが取れました。

これで各バンドのANT、RFのコイルキット調整ならびにIFのBPF周波数調整を行いました。
すべてまったく調整が取れていませんでした。
これでは満足に受信できません。
調整後、バンドA-Dまで受信をできるように....
バンドEの50Mc帯があるのですが、興味が無いのでここまでで終了!!

マーカー発振(7.050Mc)とBFOの確認をいたしまして、今回のRepairを終了とします。
受信帯域が狭いせいなのか、音質が若干悪いのが気になりますが、AM帯ではRF GAINを絞らなくてはならないほどの感度を得ることができました。

今回交換した部品です。
Restore_parts.jpg

2009年3月 1日

TRIO JR-60 リペア その3

今回は、発振関係のチェックを行いました。
Local発振器とBFOです。

周辺回路です。
OSC_sch.jpg

まずはLocal発振の確認から。
Local発振は、バンドことに周波数帯が異なります。
AM帯(0.55-1.6MHz)とSW1(1.6-4.8MHz)帯のLocal 発振は確認できたのですが、SW2(4.8-14.5MHz)の発振をしていませんでした。(50MHz帯も共通)
調べた結果、バンドSWの接点接触不良でした。
Local_SW.jpg

接点不良を直して、発振の確認をしました。
こちらがAM帯のLocal 波形です。
Local_AM.jpg

そしてこちらがSW2帯のLocal 発振波形です。
Local_10MHz.jpg
AM帯に比べて振幅が半分以下ですが、発振するようになりました。

このレベル差がハイバンドの感度低下の一因なのかも知れません。

そして次がBFO部です。
波形を確認したところ、SSB/CWモードで綺麗に455kHzの発振をしていました。
BFO_OSC.jpg

本機のレストアは、まだまだ続きそうです。

2009年2月28日

TRIO JR-60 リペア その2

週末になりましたので、JR-60のリペアの続きです。
前回、AF段の電圧チェックを行い、球を二本交換いたしました。

今回は信号を入力して、低周波段の動作チェックを行いました。
AFボリュームに1kHzの信号を入れ、オシロで波形チェックしました。
pepair_0228a.jpg

波形をAF増幅最終段のグリッドで観測いたしました。

そのときの波形がこれです。
waveformAF.jpg
上が入力波形で、下がグリッド入力波形です。
明らかに歪んでおり、前段(6AQ8)の動作が異常です。

一番疑わしいのが、6AQ8のカソードに入っているバイパスコンデンサ、C47です。
容量を測定したところ、23uFを示していたので、交換しました
また、C48,C49も同様に交換いたしました。

波形観測の様子です。
probing0228.jpg

AF最終段の部品もチェックいたしましたが、コンデンサがすべて不良でしたので、交換いたしました。
こちらが交換したコンデンサ達です。
chenge_cap_all.jpg

そしてこちらが交換を終わった状態のAF部です。
after0228.jpg

これでスピーカーならびにオシロスコープを接続し、出力音ならびに波形を確認したら、良好な状態となりました。

でも、全体としてはまだ動作を確認できておりません。
次に、検波段、IF段と進めていく予定です。

2009年2月22日

TRIO JR-60 リペア その1

友人宅からJR-60が我が家に来ました。
動作不良なので、入院です。

JR-60_come.jpg
我が家にあったJR-60と並べてのツーショットです(笑
上が今回入院したJR-60です。

電源は入り、各真空管のヒーターは点灯するのですがAF出力が出ません。
Sメーターもピクリともしないので、RF/IF系もおかしいようです。
長期戦になるかもしれないので、自分のための記録をしておく意味でアップします。

まず、すべての真空管を簡易ター、TE-15にかけ、チェックしました。
低周波アンプ最終段の6AQ5がボケていたので交換しました。

そして電源を入れたのですが.....AF出力が出ません。
これは長期戦かなと認識したのは、この時点です。

定石通り(私だけか??)、ベースバンドからチェックです。
最たるベースバンドは、電源です。
各電源は正常に供給していました。
電源回路の平滑コンデンサは、40uFに対して56uFの値を示していました。
測定はテスターで行いましたが、容量の測定は測定周波数によって変わりますので、これは正常範囲と判断しました。
整流コンデンサ.jpg

次にAF段からプレート電圧のチェックを行いました。
球交換をした6AQ5のプレート電圧は正常だったのですが、前段アンプの6AQ8のプレート電圧が異常でした。
AF段の回路図です。
2009-02-22_204949.jpg

6AQ8のプレート電圧が32V前後が正常なのですが、11Vしかありませんでした。
周辺回路の抵抗、コンデンサを疑ったのですがすべて正常でした。
簡易真空管テスターでは正常だった6AQ8ですが、原因はこれしか考えられず交換しました。
するとプレート電圧は正常の値を示しました。
6AQ8_plate_V.jpg

結果的に真空管の交換二本で、CR部品の交換はありませんでした。
更にRF段に向けてチェックする予定です。
DC動作の確認後、RF動作のチェックになります。
週末だけの作業なので、まだまだ楽しめそうです。

KENWOOD ワイドバンドレシーバー

KENWOODが販売していた、広帯域受信機、『RZ-1』です。
RZ1_Front.jpg

1DINサイズで作られており、車載も考慮された設計です。

Spec.は、
 受信周波数範囲:500kHz~905MHz
 電波形式:AM,FM(N&W)、TV(NTSC) 等です。
RZ1_Spec.jpg

リアパネルの様子。
RZ1_rear.jpg

内部の様子。
RZ1_inside.jpg

オールバンドですが、次のバンドがプリセットされています。
1. AM放送帯   504-1629kHz
2. FM放送帯   76.1-89.9MHz
3. TV放送帯   1-62ch(アナログ放送)
4. エアバンド   118-135.99MHz
5. アマチュア   144-145.99MHz
6. マリンバンド  156-161.995MHz
7. アマチュア   430-439.99MHz
8. パーソナル   903-905MHz
もちろんこのバンド以外の周波数、短波放送、業務無線等を受信できます。

各バンド、短波での表示です。
AM.jpg RZ1_SW.jpg AIR.jpg FM.jpg

TVの映像出力端子(VIDEO、STEREO AUDIO)端子を装備しています。
TV_out.jpg

モニタを接続して映像、音声が出力されるのを確認しました。
ショートワイヤーでの受信でしたので、映像が乱れています。
RZ1_TV.jpg

JR-60と並べて短波帯を聞いてみました。
個人的にはJR-60のような昔のダイヤル式のほうがSWLの醍醐味を感じます。
RZ-1はオールバンドが売りなので、若干感度が低い感じです。短波帯はJR-60のほうが高感度でした。

2009年1月24日

TRIO HC-2 Hamclock 世界時計

ハムクロック第二段です。
HC-2というモデルで、もっとも普及したモデルではないかと思います。
海外QSOはしなくとも、シャックに欲しいアクセサリでした。

HC-2a.jpg

HC-2b.jpg

2009年1月19日

kencraft、通信型受信機 QR-666 詳細

現在のKenwoodが、キットブランドKencraftで販売していたQR-666です。
QR-666FM_Front.jpg

QR-666FM_Number.jpg

Kencraftブランドです。
QR-666FM_Brand.jpg
タグプレートです。
QR-666FM_Number2.jpg

本機はOPTIONのFMチューナーが内蔵されています。
当時、高価でしたので大変珍しい機体だと思います。
QR-666FM_Option.jpg

リアパネルの様子です。
QR-666FM_Rear.jpg

すべてのバンド(FMを含む)に渡り、受信ができました。

2009年1月18日

TRIO JR-60 Restore

手持ちのJR-60が快調に働いていたのですが、AGCの動作に不満を持っていました。
強力な信号を受信すると、その後チューニングダイヤルを回してもSメーターが振れっぱなし。
強い信号から他の弱い信号を受信してもゲインが足りない等の症状でした。
AGC(AVC)をOFFにすると弱い信号も快適に受信できるのですが、強い信号の時に飽和してしまい、快適に受信できない。

重い腰を上げ、修理しました。
症状からしてAGCの時定数回路の不具合と睨んで、取り掛かりました。
まずは回路図チェック。

AGC_cap4.jpg
時定数を決めているのが、R34とC12です。
一番怪しいのがC12の不良です。

JR-60を解体して、C12を探しました。
AGC_cap1.jpg
ありました。チューブラータイプのコンデンサでした。
これをはずし、容量チェックしてみると......
AGC_cap3.jpg
容量値として10倍以上の値を示しています。
これで長い時定数のAGC動作に納得です。

手持ちのコンデンサに0.05uFが無かったので、0.033uFの物に付け替えました。
AGC_cap2.jpg
動作確認をしたら、気持ち良い動作になりました。
古いコンデンサは交換したほうが良いですね。

2009年1月16日

Kencraft QR-666 通信型受信機 取り扱い説明書

Kencraftブランドでキット販売されました、オールウェーブ受信機の取扱説明書です。
TRIOブランドで、完成品も販売されていました。
QR666_Manual1.jpg

QR666_Manual2.jpg

QR666_Manual3.jpg

PDFファイルでアップロードしました。
QR-666_s.PDF

2009年1月12日

TRIO グリッドディップメーター DM-6

1970年頃にTRIOブランドで販売されていた、GRID DIP METER、DM-6です。
DM6_Front.jpg
バンドごとのコイルが付属しています。
また、水晶振動子(FT-243)を挿して、発振させることもできます。

こちらは内部の様子。
DM6_Inside.jpg
右上にアルミの円筒形のデバイスがありますが、これが心臓の真空管、6CW6です。
この真空管は、ニュービスタ管と呼ばれ、出始めの頃のトランジスタと、高周波性能で競っていました。
6CW4.jpg

マニュアルと回路図です。
DM6_Manual.jpg

DM6_SCH.jpg

TRIO JR-200 通信型受信機 内部詳細

1960年代にTRIOから販売されていた通信型受信機(キット)、JR-200です。
JR200Front.jpg

7球の高一中一構成です。
受信帯域は、0.55-30Mcで、4バンドでフルカバーしています。

JR200Rear.jpg
リアはケースでカバーされておらず、内部の様子が見えます。廉価版として販売されていたのでコストダウンの一端でしょうか。

JR200Inside.jpg
シャーシ内部の様子です。
あまり腕の良い人が作ったとは思えません.......

2009年1月11日

Kenwood、通信型受信機 QR-666 詳細

Kenwoodブランドで完成品として販売されていたQR-666です。
長波(170kHz)から短波(30MHz)までカバーするオールバンド受信機です。(IF周波数を除く)

QR666Front.jpg
フロントパネルの様子です。

こちらはリアの様子。
QR666Back.jpg
ロッドアンテナが装着されております。
任意のアンテナ端子に接続して簡易的に受信することができます。

これは内部の様子です。
QR666Inside_Top.jpg
オールソリッドステート化されていますが、真空管時代のレイアウトが受け継がれています。
QR666Inside_Bottom.jpg
この時代でも『コイルパック』は健在です。

通電して受信してみましたが、中波、短波放送がしっかり受信できました。
真空管受信機に比べて格段に受信感度が向上しています。

2008年12月29日

TRIO HC-1 Hamclock 世界時計

TRIOが販売していた世界時計、HC-1です。
TRIOではHAMCLOCKの名称で販売されたシリーズの最初の機種です。
HC-1a.jpg

木枠に収められており、風情を感じます。

背面の様子です。
HC-1b.jpg
クオーツになっていますね。

その後販売されたHC-2,HC-10があります。
HC.jpg
個人的にはこのHC-1が良いですね。

2008年12月24日

TRIO JR-500S 通信型受信機 内部詳細

JR-500Sを引っ張り出して、内部を観察しました。
蓋をはずした内部の状態です。
JR-500S_inside.jpg
7球の構成と、1stローカルがクリスタル(HC-6U)の構成になっています。
周波数安定度が格段と向上しています。

IFフィルタが真空管用の大きなものと、トランジスタ用の小さなものが混在しています。
そして最大の特徴が、メカニカルフィルタの搭載です。
JR-500S_Mech_Fil.jpg
国際電気のメカニカルフィルタが搭載されています。
当時高嶺の花であった記憶が蘇ります。
10kHzのBand Widthのようです。

内部配線の様子です。
JR-500S_Bottom.jpg

2008年12月23日

Hallicrafters 1936年製 通信型受信機 S14 Sky Chief その2

Hallicraftersの受信機、S14 Sky Chiefを引っ張り出し、動作させようと試みました。
フロントの状態です。
SKY-CHIEF2_1.jpg

内部の状態を確認しました。
SKY-CHIEF2_Inside.jpg
ST管6本、IFT、電源トランスがコンパクトにまとめられています。

チューニングダイアルのベルトが切断していました。
SKY-CHIEF2_Wheel.jpg

破断していたゴムベルトです。
SKY-CHIEF2_Ring.jpg
パッキンに使用するOリングに似たものでした。
長さを測ったら26cmありましたので、1inchのゴムベルトだと思います。

火を入れて動作をさせてみました。
フロントパネルの照明と、マジックアイが点灯いたしました。
SKY-CHIEF2_Dial.jpg
このダイアルはHallicraftersの特長でもあります。
とても70年以上前の製品であることを想像できない、しっかりとしたつくりです。ギアをうまく使ったバーニアダイアルになっています。
前述したように、ベルトが切れていますので、内部ホイールを直接指でまわして受信してみました。
Band1でAM中波放送、NHK、FEN等しっかりと受信できました。
またBand2で日本短波もしっかりと。
最近TRIOの受信機をいくつか受信チェックしましたが、一番製造が古いこのS14が一番良い音で受信しているように感じます。
ザワザワ間が無く、放送を長時間聞いていても疲れない感じです。
この時代の受信機にしては珍しく(?)トーンコントロールがついているということにも、音質に対するこだわりを感じます。

リアパネルの状態です。
SKY-CHIEF2_Rear.jpg
スピーカーが内蔵されていますので、アンテナ端子のみです。

2008年12月21日

TRIO JR-310 通信型受信機 取り扱い説明書

TRIOの通信型受信機の取り扱い説明書です。
真空管とトランジスタ、FETが使われた、ハイブリッドな受信機です。
この後の受信機はオールソリッドステート化されていきます。
マニュアルをアップロードいたしました。
JR-310_manu1.jpg

JR-310_manu2.jpg

JR-310_manu3.jpg
PDFファイルでアップロードしました。
JR-310_manual_s.pdf

2008年12月16日

TRIO スタンドマイク MC-50 Instruction Mamual

30年以上前に、アマチュア無線にはまっていた頃.....
標準とも思われたスタンドマイク、MC-50のインストラクションマニュアル(英語版)です。
MC-50manu.jpg
全4ページです。
アップロードします。
MC-50_Instruction_manual_s.pdf

2008年12月13日

春日無線(TRIO) 9R-59 レア品 輸出モデル 

輸出モデルは、Lafayetteブランドで9R-59Dが有名ですが、その前の9R-59も輸出されいました。
これはあまり実在しないのか、知られていない存在です。
ブランドはTRIOでモデル名は9R-59のままです。
9R-59ags_Front.jpg
カナダのAmerican General Supplyという会社がデリバリーしたモデルで、日本のモデルとフロントパネルのデザイン(配色)が違います。
50年も前にしては垢抜けた印象です。

9R-59ags_Rear.jpg
綺麗な状態で保存されています。

内部の状態です。
9R-59ags_Inside2.jpg
内部は日本で販売されていたモデルと同じようです。

9R-59ags_PWR_sel.jpg
輸出モデルですので、一次側電圧の設定SWが配置されています。

9R-59ags_Bottom.jpg
底面の状態です。

そして、これが珍しい元箱です!!!!
9R-59ags_Box.jpg
当時の梱包状態、二重箱のまま保存されていました。
中箱は50年近い前の物とは思えない、綺麗な状態を保っています。

通電して動作状況をチェックしました。
ランプ切れも無く、ロングワイヤーを接続して、今でも短波放送を受信できることを確認できました。

2008年12月11日

TRIO 高一中二受信機 JR-60 キット組み立て説明書

JR-60はキットとして販売されおりました。
そのキットに付属していた組み立て説明書です。
JR-60_kit1.jpg

内容は、
特長、回路の説明、端子の接続、アンテナについて、ツマミの説明、.....調整の仕方等々、20ページにわたって説明されています。
JR-60_kit2.jpg

内容の一部です。
JR-60_kit3.jpg

pdfファイルにしてアップロードします。
JR-60_組み立て説明s.pdf

2008年12月 8日

春日無線 9R-4 回路図&配線図

春日無線の9R-4回路図&配線図、説明書です。
9R-4.jpg
ファイルをPDFでアップロードしました。

9R-4-s.pdf

2008年12月 7日

TRIO μ同調IFT T-26規格表 TRIO TECHNICAL DATA SHEET No.50

当時の5球スーパーに使用されていた中間周波トランス(IFT)、T-26のデータシートです。
tech_50.jpg
中心周波数:455kHz
選択度:25dB at ±10kc
帯域幅:6kc (-3dB)
等々です。

規格と共に、使用法、5球スーパー回路図、調整方法、トラブル対策が記載されています。(2ページ)
若干不鮮明ですが、pdf化してアップロードしました。
Tech_data_sheet_50s.pdf

2008年12月 5日

Hallicrafters 1936年製 通信型受信機 S14 Sky Chief

1936年からHallicraftersで製造されたモデル、S14 Sky Chiefです。
構成はマジックアイを含め7球で、高一中一のスーパーヘテロダイン方式です。
SKY-CHIEF_1.jpg

3バンドを受信でき、
Band1:540-1700kc
Band2:1.68-5.45Mc
Band3:5.3-18Mc
となっています。
BFO内蔵ですが、モードはAM/CWとなっています。当時SSBが無かったのでしょうね。

周波数ダイヤルが特徴的です。
SKY-CHIEF_5.jpg

内部の状態です。
ST管が所狭しと配置されています。
SKY-CHIEF_6.jpg

RF増幅:6D6
周波数変換:6A7
IF/BFO:6F7
DET/AF:75
AF PO:6B5
マジックアイ:6G5
整流(全波):80

春日無線が通信型受信機を作る20年も前の製品です。
見るからに完成度が高そうです。
当時の日本はUSAに比べて技術的に20年のハンディーがあったということでしょうか。

2008年12月 4日

春日無線 9R-4J 紹介記事

春日無線がTRIOブランドで販売していた9R-4Jの紹介記事です。
9R-4J_paper.jpg

当時春日無線にお勤めの横山様(JA1SR OM)の執筆です。

興味深いのが余白の記事で、ラインフィルターの製作が紹介されています。
当時デジタル機器が存在しなかったので、対象は洗濯機等のモーター機器だったと想像しますが、現在、電子機器がほとんどデジタル化され、機器の基準クロック等の混入が問題となっており、現在でも有効な対策手段と思います。
古い真空管受信機で楽しむときに、必需品とも思えます。

pdfファイルでアップロードします。
9R-4J_paper_s.pdf

2008年12月 3日

TRIO 9R-42J 受信機 実体配線図&回路図

TRIOで販売されていた9球スーパー(高一中二)通信型受信機、9R-42Jの実体配線図です。
9R42J_wire1.jpg

そして回路図です。
9R42J_wire2.jpg

共にpdfファイルにしてアップロードしました。
9R-42J_wire-1s.pdf

2008年12月 2日

TRIO 9R-4J/9R-42J TRIO TECHNICAL DATA SHEET No.81

TRIOブランドで販売していた、9球通信型受信機キット、『Model 9R-4J/9R-42J』のテクニカルデーターシートのコピーです。
1958年初版のもので、ちょうど半世紀経っています。
9R42J_tech_sheet_81.jpg

6ページに渡り、調整方法が記載されています。
9R-4J_42J_Tech_sheet_s.pdf

USA出版の過去から現在までの短波受信機スペック雑誌

アメリカで出版されている、1942-1997年製の短波受信機の詳細を記載している雑誌です。
雑誌名は『SHORTWAVE RECEIVERS』で、ありとあらゆるメーカーの受信機が紹介されています。
EDITIONが3rdですので、結構売れている雑誌かと思います。
sw_receivers1.jpg

以前紹介したALLIEDのスピーカーのメーカーも載っています。
sw_receivers2.jpg
TRIOの受信機のようですが.....

有名なHallicraftersの受信機も、満載されています。
sw_receivers3.jpg

2008年11月30日

TRIO JR-310 受信機 詳細

JR-310を解体してみました。
フロントパネルの様子は、こちらです。
Front_R1.jpg

内部の様子です。
JR-310_Inside.jpg
一部ソリッドステート化されています。
また、IFTコイルも新旧混載しています。
PCBも使用され、真空管⇒トランジスタへの変革が伺えます。

RF Tuneのベルトが切れており、ゴムベルトで補修しています。
JR-310_Belt.jpg

先に紹介したスピーカーと並べた状態です。
JR-310_Line.jpg 同じデザインです。

ALLIED スピーカー A-2514 TRIOのOEMスピーカー

TRIOがOEM先であるALLIEDに供給していた通信機用スピーカー、A-2514です。
Front1.jpg
デザインは、当時の310シリーズにあわせてあります。

Front2.jpg

ナショナル ST管6球 0V1 2Band 受信機 AX-530

1954年販売開始の、ナショナル製6球シングルスーパーラジオ、AX-530です。
既に50年以上経っている受信機です。
Front.jpg
受信バンドはAM帯とSW帯です。

Main_Dial.jpg
AM帯とSW帯のチューニングです。
今となっては懐かしいマジックアイが搭載されています。

Vernia_dial.jpg
こちらはSW帯受信用のバーニアダイアルです。
当時のラジオとしては珍しく微調整機構が搭載されています。

Insaide.jpg
受信機内部です。
ST管が整然と配置されています。
この時代以降にトランスレスが出てきましたが、このラジオはしっかりと電源回路にトランスを採用しています。

Spec.jpg
内部にスペック表が貼り付けられています。

Sch.jpg
また回路図も裏蓋に貼り付けられています。

Rear.jpg
背面の状態です。

Tubes.jpg
使用されている真空管達です。
すべてST管です。
Conv. : 6W-C5
IF : UZ-6D6
DET : 6Z-DH3A
AF PO : UZ4Z
RECT : KX-80BK
Magic Eye : 6E5
の構成です。

ロケーションの悪いところで受信をチェックしたところ、AM帯でニッポン放送が受信できました。

2008年11月29日

所蔵受信機の面々

引越し作業も終盤に来て、棚に受信機の一部を整理しました。
春日無線、TRIO時代の6R-4、9Rシリーズ、JRシリーズです。
ALL_Equipment4.jpg

引越しに伴い、いろいろと忘れていた物が出てきましたので、順次紹介したいと思います。

2008年11月27日

春日無線 6R-4S 実体配線図

キット製作のマニュアル、『実体配線図』です。
当時の無線、ラジオ雑誌には必ず記載されていましたね。
私が最初に見た雑誌は『ラジオの製作』でした。小学6年生の時でした。
内容を理解できないのですが、何度も何度も繰り返し眺め、図書館に通ったことを思い起こします。
6R-4S_wire.jpg

4ページものです。pdfファイルをアップロードします。
6R-4S_wire_s.pdf

春日無線 6R-4S TRIO TECHNICAL DATA SHEET No.80

春日無線時代にTRIOブランドで販売していた、6球通信型受信機キット、『Model 6R-4S』のテクニカルデーターシートのコピーです。
1955年初版のもので、既に半世紀以上経っています。
6R-4S_TDS.jpg

4ページに渡り、回路図、実体配線図が記載されています。
6R-4S_s.pdf

2008年11月24日

kencraft、kenwood 通信型受信機 QR-666

1970年代、BCLが流行していた時代にTRIOから販売された通信型受信機、QR-666です。

QR-666_1a.jpg
上がkencraftからキットとして販売されたQR-666。
kencraftはTRIOのキット製品のブランドで、QS-500等の50MHzSSBトランシーバなどが有名です。

下はkenwoodブランドになっていますので、完成品販売されたものと想像します。

QR-666_2a.jpg
上のQR-666にはオプション設定のFM帯チューナーが内蔵されています。

TRIOブランド オッシロスコープ CO-50

春日無線がTRIOブランドで1950年代から販売していた真空管オッシロスコープ、CO-50です。

CO-50_1b.jpg
50mmのCRTを表示部としています。
現在ではオシロスコープというのが一般的ですが、当時は違ったようです。
型式は同じなのですが、年代によってフロントパネルの構成、表記が違っているようです。

CO-50_4a.jpg
本機はポータブル型を謳っています。
当時の電気屋さんがラジオ、TVの修理に持ち歩いたのではないかと想像しています。
SWEEPに『TV-H』(TV垂平周波数)の設定があります。

可搬用にとケースに収められています。
CO-50_2a.jpg

CO-50_5a.jpg
動作チェックしてみました。
今でもしっかりと波形を表示しています。

当時はオシロスコープも自作されることが多く、本機もキット販売された商品です。
元箱です。
CO-50_3a.jpg

2008年11月23日

TRIO 通信機用 スピーカー SP-55

当時の受信機には内蔵スピーカーが無く、外付けが普通でした。
トリオ(TRIO)ブランドで販売されたスピーカー、SP-55です。

SP-55_1.jpg

SP-55_2.jpg
木製BOXが良い雰囲気を醸し出しています。